起立性調節障害の対応
小学校高学年から急に体が大きくなり、体の各部分の成長がアンバランスになって生じます。急に立ち上がるなどの体の位置の変化や、睡眠や覚醒などの体のモードの切り替えなどが苦手です。軽症の場合は日常のちょっとした工夫で対応できることも多くあります。 起立性調節障害の対応 (...
コロナが話題ですが、定期の予防接種ももっと重要です。
ワクチンの歴史を振り返ると、かかると重症になる病気のワクチンから研究開発され、そして全員が無料で受けられるようになってきました。 ヒブや肺炎球菌による髄膜炎は日本で年間数百人がかかり半数近く死亡し生き残っても寝たきりなど重い後遺症を残します。死亡率は新型コロナウイルスの...
~抗インフルエンザ薬の使用について~ 日本感染症学会からの提言
最近、日本感染症学会から「~抗インフルエンザ薬の使用について~」の提言が発表されました。その内容を一部抜粋してお伝えします。 初めに: 2009年の新型インフルエンザの大流行に際して、日本は世界で最も致死率の低い結果となりました。これに対してWHO(世界保健機構)が「...
食物アレルギーの発症予防
今日のメッセージ:皮膚を綺麗にして食物アレルギーを防ぐ 離乳食を遅らせる必要はない 近年、小児科診療の中で大きく治療が変わったのが食物アレルギーへの対応です。 昔は血液検査で陽性反応が出れば1歳まで(場合によっては3歳まで)その食材を除去していた時期...
発熱時の家庭での対応
発熱時の家庭での対応です。参考にしてください。 ① 冷やす : 熱でつらそうな時には冷やしましょう。頭以外にも首筋やわきの下には太い血管があるので効果的に冷やせます。手足が冷たい時は悪寒がしているので靴下などで暖かくしましょう。 ② 解熱剤...
花粉症対策
花粉症対策 最近は当院でも花粉症の方が多くいらっしゃいます。花粉症対策の基本は処方薬を適切に使用することと並行して、自宅でも出来る対策も重要です。それは(1)花粉への接触を減らす、(2)症状を和らげる、の二つになります。診察室では説明しきれない事もありますので以下少し詳しく...